

漏えい:貯留したCO₂が貯留区域から区域外へ移動すること
漏出:貯留したCO₂が地中から海洋や大気中へ移動すること
実際に海底からCO₂気泡を放出してSSSで検出する実験を行い、どの程度の放出率のCO₂気泡を検出できるか明らかにした
SSSは海中で左右下方向に音波を発振し、両舷数十mからの反射波を受信し、画像化(音響画像図)する装置である。これを曳航することで、CO₂漏出を面的に探査することができる。SSSから海底までの距離(曳航高度)を半径とする円内(断面図の円内)に存在する気泡群を検出可能です。
CO₂気泡は海水に溶けやすく海底から出た後、急速に溶解し小さくなるため、 SSSが捉える気泡群のほとんどは、1mm程度以下のごく微小な気泡からなる。この微小気泡は窒素や酸素から成る(図参照)。


| SSSによる気泡探査 | CO₂濃度定点観測 | |
|---|---|---|
| 範囲 | 面的な探査(数十m×曳航距離)ができる | 観測点での異常の有無のみしかわからない |
| 精度 | 小規模な漏出でも検出できる(約4トン/年以上) | 観測点のごく近傍で発生した漏出でない限り、大規模漏出(数万トン/年以上)以外は検出が難しい |